プリザーブドフラワー
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フラワーキットプロデューサー 澤田江美がお届けするプリザーブドフラワーの楽しみ方

事情を知るともっと楽しいプリザーブドフラワーアレンジメント

【第7回】プリザーブドフラワーの寿命について

最近では、プリザーブドフラワーの認知度もかなり高くなってきました。しかし、プリザーブドフラワーの特性や作り方、寿命、お手入れ方法など、詳しいことまで知っている方はまだ少ないですね。
そこで、今回は、実店舗でもいちばんにご質問の多い「プリザーブドフラワーの寿命」について、書かせていただきます。
ひとことで言えば、プリザーブドフラワーの寿命は、「お花が汚く感じてしまう状態になったとき」です。
明確な期間や花姿を記述せず、すみません。
美的感覚の差があるので、ご自身が美しくないと思われたときが潮時なのです。

花がよい状態

花が色あせ、斑点などがあり汚く見える状態


プリザーブドフラワーは、湿度や直射日光の当たり具合、また風あたりやホコリにより、保存期間は大幅にちがってきます。
一般的に言われているのは、日本での場合、1~3年はきれいな状態で鑑賞できるといわれています。
プリザーブドフラワーを発明、開発したフランス、ヨーロッパの方では約10年と言われています。
それは、風土による違いで、ヨーロッパはおおむね低湿であり、日本は高温多湿という環境のちがいからくるものです。
さらに、置き場所の湿気や日当たり具合によって、色落ちや傷み具合に大きな差があります。
プリザーブドフラワーは、特に湿気に弱いです。
適している湿度は、30~50%ですが、日本の気候からは外れてしまう場合が多いですね。
ですので、できるだけ湿気の少ない場所に置いてください。
エアコンがかかる部屋の直接に風を受けない場所などが好適です。

水がかかるとカビ、色落ちの原因になるので水やりは決して行ってはいけません。
霧吹きなど少しでも水気を帯びてしまうことも避けたいので、観葉植物の近くに置くこともやめましょう。 また、プリザーブドフラワーは光にも弱いです。日光だけではなく照明であっても徐々に色あせが生じるので、なるべく避けるとよいです。
窓はもちろん照明から遠い場所などに飾ることがお勧めです。
花びらや小花の色あせ、色落ちの原因となります。
適温は、17~23度くらいと言われています。
低めの温度の方が、プリザーブドフラワーにはよい環境といえます。
高温ですと、染料が溶けだし周りの花材や布材に色移りします。

また、衝撃にも弱いので、注意してください。
手で直接、花びらに強くふれたりすると、花が崩れてしまったり花びらにヒビが入ってしまいます。
埃などを取り除く際は柔らかい刷毛やなどで優しく払うか、ドライヤーの冷弱風をあてるなど、やさしく取り除いてください。

注意事項を多くあげましたが、プリザーブドフラワーは、日光と湿度を適度に保つと、意外と持ちが良くなります。
長ければ一般な寿命よりはるかに長く5~8年以上きれいな状態で飾っているという方も少なくありません。

また、お好みにもよりますが、ラッピングフィルムやクリアケースに入れて鑑賞されると、美しい状態もさらに長くなります。
防湿、防虫剤を入れておくとさらに良いです。

大切な思い出の品であれば、できるだけ長く保存できるようによい環境で飾ってあげてください。

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